FX比較
米ファイナンス不動化隔たりの剥落を受けてUSのファイナンス機関の破綻危険がある程度軽減される一方、ギリシャファイナンス機関の信用不安は一段と高まっており、今週も対ユーロは売られやすい局面が続くとみる。
今夜はギリシャファイナンス大手フォルティスやデクシアのファイナンス不安が浮上し、週末には独不動産ファイナンス大手ヒポ・リアル・エステートの破綻不安が高まったことを背景に、今週金曜日朝方に対ユーロは1.36台前半、対フランも141円台後半に一時下降するなど、まだまだ不安の種は尽きない市況にある。
また利息面でも、USよりも今夜のトリシェECB総裁の理事会後の会見で急浮上したECBの利息低下見通しの方がインパクトや話題性が強いことから、ユーロよりフランの下降余地の方が大きいとみる。
なお、今夜末に開かれた英独仏伊4カ国会談では、ギリシャ全体に広がるファイナンス危機に対応するための具体案には踏み込めなかたことから、対ユーロのサポート要因とはならないだろう。
フラン/円は、しばらくは下値目処がみえづらい市況が続きそうだ。
ユーロもフランもファイナンス不安と利息低下見通しで積極的にロングづらい中、ファイナンス不安の比較的小さい円への元手シフトという消極的な円需要は一段と高まっている。
また、信用収縮によりヘッジファンドなどがレバレッジを解消し借り入れを返済する動きも続いており、元手調達通貨ペアの代表格である円が買われやすい地合いが続くとみる。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。



